ニーパロⅡ/ニーパロPⅡ

ニーパロⅡ/ニーパロPⅡロゴ ニーパロⅡ/ニーパロPⅡ製品写真

パッド付自動ロック式ベッド用グリップニーパロⅡ/ニーパロPⅡ

ノーリフト環境を実現させる、唯一の自動ロック式ベッド用グリップ

自動ロック式ベッド用グリップ「ニーパロⅡ」とパッド付の「ニーパロPⅡ」

ベッド用グリップは立ち上がる時や車いすやポータブルトイレとベッドの移動の際に使用されるものです。
使用しない時は、閉じる事ができるので転落防止になります。

ニーパロⅡ

ニーパロPⅡ

45度毎に自動的にロックする機構を搭載、ロック忘れを予防(特許第4921535号)

グリップ部をロックせずに使うと回転部で指を挟んだり、転倒の危険性がありました。「ロック解除ハンドル」を下げるとロックレバーが下がり、グリップ部を回転できます。次に45度の位置に来るとガイドセンサーが感知し自動的にロックレバーが上がりグリップ部をロックします。

  • ①ロックバー
  • ②ガイドセンサー
  • ③ロック解除ハンドル

45度刻みのグリップ部の固定位置

45度刻みのグリップ部の固定位置(上から見た図)

ユニバーサルデザインによる使いやすさの追求

ロック解除ハンドルは、手のひらや親指を使い軽い力で解除できます。また、グリップ部は、どこからでも握り易いように、先端に球形デザイン、取っ手に波型デザインを採用しました。

ロック解除ハンドルによる解除方法例。指や手のひらで楽に解除できるユニバーサルデザインです。

ユニバーサルデザインを追求した波型グリップ

安心のすき間寸法

安心のダブルロック

ベッドに固定する時は、回転バーによる固定と下からのネジ留めのダブルロックによりガッチリと固定します。

ニーパロⅡ、ニーパロPⅡの使い方

ベッド用グリップは立ち上がる時や車いすやポータブルトイレとベッドの移動の際に使用されるものです。使用しない時は、閉じる事ができるので転落防止になります。

端座位・立上り

座った状態、立上りからの転落予防

自立移乗

自立で車いすやポータブルトイレに移る時

後方介助移乗

介助してもらい車いすやポータブルトイレに移る時

端座位・立上り

端座位(ベッドに座っている状態)の時の使い方

ベッド用グリップを持つだけでも転落を予防できますが・・・

45度にすると膝の位置が固定され、より確実に転落を予防できます。

ベッドから立ち上がるとき

ベッドの背を上げ、グリップ部を解除する。

45度か90度にセットする。(自動的にロックされます)

高さ調整機能のあるベッドの場合、立ち上がりやすい高さに調整する。膝下の長さよりやや高い位置が良い。

先端のニーパロボールを握り、膝をパッドにあてながら立ち上がる。膝から太ももをグリップ部にあてていると、立った状態を安定しやすい。

45度の場合

両手、両膝で立ち上がれるので、より安心して立ち上がりが可能です。

自立移乗

移乗する時の基本動作は「ベッドの高さを調整する」ことです。ベッドから車いすへ移る場合は、ベッドの高さを車イスの座面よりやや高くします。逆に、車いすからベッドに移る場合は、ベッドの高さを下げ、車いすよりもやや低く設定します。

ベッドから車いすへの自立移乗(90度の場合)

グリップ部を90度に開き、膝をパッドにあてる。ベッドの高さを車いすよりもやや高くする。車いすを寄せ、ブレーキをかける。

車いす側の足を前に出す。逆にすると足を痛める原因となるため注意する。

膝をパッドにあてながら立ち上がり…あるいは、腰を浮かし…

車いすへ移る。

ベッドから車いすへの自立移乗(45度の場合)

使用する車いす、ベッドによりますが、車いすとグリップ部の間のすき間が小さくなり、より安全に移乗ができます。

グリップ部を45度に開き、両膝をパッドにあてる。ベッドの高さを車いすよりもやや高くする。車いすを寄せ、ブレーキをかける。

車いす側の足を前に出す。逆にすると足を痛める原因となるため注意する。

膝をパッドにあてながら上肢でグリップ部を引きつけると臀部が浮き上がりやすくなります。この方法で立ち上がり…あるいは、腰を浮かし…

車いすへ移る。

後方介助移乗

移乗する時の基本動作は「ベッドの高さを調整する」ことです。ベッドから車いすへ移る場合は、ベッドの高さを車イスの座面よりやや高くします。逆に、車いすからベッドに移る場合は、ベッドの高さを下げ、車いすよりもやや低く設定します。

ベッドから車いすへの介助移乗(トランスファーボードを使った場合)

ベッドの背を上げ、ベッドの高さを車いすよりもやや高く設定し、グリップ部を45度にセットする。車いすのブレーキをかける。

左足を前に出す。逆にすると足を痛める原因となるため注意する。

グリップ部を握らせ、後ろに倒れないように注意しながら、ボードを左臀部の下に敷き、片方の端を車いすの中心位置に置く。

車いすの手すりを握らせ、引くように促す。介助者の右足はベッドの上に乗せる。

左腰部を支え、左腕側へ寄りかかるように体を傾かせ、右臀部を軽く押し、車いすへ移乗させる。移動中に車いすが動かないように左足で固定する。

右臀部に体重が乗るように右に体を傾け、車いすの奥まで移乗させる。

抜きやすいように身体を左に傾けてボードを上げ、前後に動かしながら引き抜く。

ニーパロⅡ

ニーパロⅡ寸法図

ニーパロPⅡ

ニーパロPⅡ寸法図

ニーパロ専用安心ひざパッド「ニーパロ・パッドⅡ」

「ニーパロ・パッドⅡ」は佐賀大学 松尾准教授との共同開発品で車いすやポータブルトイレとの移乗(乗り降り)の際に、大きな効果を発揮するものです。 (特許第4802296号)パッド部分には衝撃吸収材を使っており、皮膚へも優しく膝への負担を軽減します。

「ニーパロⅡ」に装着します

ひざ折れ

従来のベッド用グリップを使った移乗では、写真(上左)のように膝が前方向にズレ落ちる「ひざ折れ」と写真(上右)のように危険な状態になる事もありました。 ニーパロ・パッドⅡを使うことで下記のような効果を発揮します。

  • 膝の位置にパッドがあり、「ひざ折れ」を防止できます。
  • 45度を利用すると膝位置が固定できマットからのずり落ちを防げます。
  • 立ち上がるときは、写真のように膝をパッドにあて腕を引くことで腰が浮きやすくなり、より少ない力で立ち上がることができます。

端座位、立上り時の使い方

自立移乗、車いすへの移動方法

  • トランスファーボードなど滑りやすい移乗用具を使用する際も「ひざ折れ」の心配がなく、安心して使用できます。
  • 使用するベッドや車いすにもよりますが、上の写真のように 45度の方がよりスムーズに臀部を移動できます。

  • 介助者の腰への負担が大きい「前方介助」から、腰への負担が少ない「後方介助」を安心して実施することが可能です。

トランスファーボードを使った
後方介助による車いすへの移乗

ニーパロ専用安心ひざパッド「ニーパロ・パッドⅡ」

ニーパロ・パッドⅡ製品写真

仕様

型式 PF500P-116
メーカー希望小売価格 4,000円(税別)
寸法 35.0x20.0x3.3(厚み)cm
質量 250g
材質 EVA樹脂
原産国 ベトナム

取扱説明書PDF(0.6MB)

パッド付自動ロック式ベッド用グリップ「ニーパロPⅡ」

ニーパロPⅡ製品写真

仕様

型式 PF500-116P
メーカー希望小売価格 60,000円(税別)
TAISコード 00631-000235
JANコード 4539940082112

取扱説明書PDF(0.6MB)

安心ひざパッド・安全カバー付ベッド用グリップ「ニーパロPSⅡ」

ニーパロSⅡ製品写真

仕様

型式 PF500-116PS
メーカー希望小売価格 68,600円(税別)
TAISコード 00631-000246
JANコード 4539940082136

安全カバー付ベッド用グリップ「ニーパロSⅡ」

ニーパロPSⅡ製品写真

仕様

型式 PF500-116S
メーカー希望小売価格 64,600円(税別)
TAISコード 00631-000245
JANコード 4539940082129

「ベッドグリップ用セーフティネット」
(カバーのみ)

仕様

型式 PF500S-116
メーカー希望小売価格 8,600円(税別)

取扱説明書PDF(1.5MB)

安全カバーについて

麻痺している腕は感覚も鈍くなっています。挟んでいる事に気づかず背上げすると骨折することがあります。安全カバーで予防してください。

腕の挟まり事故事例

製品カタログ

取扱説明書

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