JIS規格と安全対策

弊社製品のJIS認証取得状況

2010/6:レンタル対応在宅介護ベッド「ミオレット」シリーズ、「ベッド用グリップPZR-116J」、「サイドレール BG-96J,BG-75J,BG-53J

2010/11:自動ロック式ベッド用グリップ「ニーパロ

2010/12:自立支援介護ベッド「プリモレット

2011/12:レンタル対応在宅介護ベッド「ミオレット・フォーユー」シリーズ、サイドレール「PA500-FU44

※JIS認証ベッドと適合するサイドレールとベッド用グリップ(2011/12/14現在)

2012/4:自立支援電動ベッド「ケアレット」シリーズ

2009年以前の非JIS認証品の対応

2010年11月15日 隙間対策と注意喚起①

  対象機種:PZBシリーズ、PKB-7,8,9シリーズ

2011年4月 隙間対策と注意喚起②

  対象機種:PKB-305シリーズ、PRB-385シリーズ、PTBシリーズ

JIS規格改定の背景

2007年以降だけでも介護ベッドに絡む重症・死亡事故が数十件発生していたため、2005年12月に作成されていた介護ベッドのJIS規格(JIS 9254:2005)を改定し2009年3月にJIS9254:2009として公示されました。

現在ほとんどの介護ベッドメーカーがJIS規格の認証を受け、福祉用具JISの専用マークを付け販売しています。

介護ベッドのJISマーク

福祉用具専用のJISマーク

主な改定内容

1.レールとレール、レールとボードの間の寸法を小さくした。

右図のように、この部分に首や体を挟む重大事故(約10件)が多発したため、この間の隙間をより狭くし首が挟まらないように変更されました。

  • 旧2005年のJIS規格

    6-23.5cmが危険ゾーン

  • 新規格

    下図のように、狭い方は6cmの円柱を約5kgの力で押し付け、レールよりも下になると不適合となり、広い方は23.5cm以上となりました。メーカー、ベッドの種類、レールの形状によりますが、プラッツの場合、3.5cm-23.5cmが不適合となります。

介護ベッドJIS隙間規格

介護ベッドJIS隙間規格 介護ベッド「ミオレット」の隙間寸法図

以上の様に、ベッドだけでなく組み合わされるレールの形状により隙間は変わるため、下記2項目も追加されています。

  • JIS認証ベッドと組み合わせるサイドレールとベッド用グリップは、ベッドと同時にJIS認証を受けたもの意外は装着できないことになりました。
  • これを確実にする為、販売店がJIS認証ベッドを販売・レンタルする場合、メーカーと取り扱いに関する契約をしなくてはなりません。

※弊社ではJIS以前から3-4cmで設計していた為、首はさみの事故は発生していません。

2.衣服が絡みつくような形状をなくすこと。

ベッド用グリップの形状によってはベッドに乗り降りする際に、右図のように衣服が引っかかり首を絞めるという事故が発生(数件)致しました。

よって、「設計段階、サンプル段階での形状確認、検証を多方面から検証するリスクマネジメントを行い、危険と思われる突起物を無くすこと」となりました。

※プラッツの旧ベッド用グリップPZR-K900TAHをお使いの方へ

衣類の絡まりを抑えるため、突起を無くすオレンジ色の樹脂を無償配布し対策に当たっています。

3.約10項目の耐久性、強度試験が追加された。

回転部分のロック忘れによる転倒事故が多発したため、ロック部分の1万回テストなどの耐久テストが追加されました。

ロック忘れによる転倒


4.工場認証の追加

製造工場の設備、検査機器、部材管理によるトレーサビリティなど数十項目の検査を受けなくてはなりません。

トレーサビリティとは、事故発生の原因がある部品にあるとなった場合、その部品を使い販売された数、販売先、販売時期の特定等ができる仕組みのことで、メーカーとして事故の広がりを抑えるためにも必須の仕組みと言えます。

5.JISその他

JIS認証を受けるには、工場認証と製品認証が必要で、同じ工場で製造されていても製品認証を受けないとJISの認証は得られません。
日本福祉用具・生活支援用具協会(JASPA)