学生の頃からものづくりの仕事につきたいと思っていた。プラッツなら、ものづくりで社会貢献ができる。そこに魅力を感じたと彼は言う。自宅に当社のベッドがあるらしい。その偶然を運命と考え、彼はプラッツを選んだ。
ひとりよがりでは、
いい製品は生まれない。
設計開発課は、介護ベッドの設計図面作成が主な仕事です。昨年ベッド本体の開発をはじめて任され、製品化されました。やはり自分の設計がカタチになるのは嬉しいですね。今は主力商品である在宅向けベッドの新製品開発に、主担当ではありませんがサポートする立場で関わっています。私が仕事するうえで心がけているのは、メーカーなのでお客様が求めているものを営業担当からしっかり聞き出し、それをカタチにしていくことですね。お客様に受け入れられやすい機能にすることが重要なので、設計する人間のひとりよがりにならないよう気をつけています。また、いろんな部署が様々な業務を分担し関わってくるので、認識のズレが生じないようにする必要もあります。事前にお互い理解するまで徹底的に話し合い、納得して仕事を進めることを心がけていますね。
あうんの呼吸なんて、
世界ではトラブルになる。
設計開発の仕事は、ベトナムにある協力工場をはじめ海外取引先とのやりとりが必要となります。その時に生じやすいのが、お互いのコミュニケーションが不足していたことによるトラブルです。相手に相談や指示をしていたつもりなのに、間違って理解されたまま製品化の工程が進んでしまう。出来上がった製品を見て、「なんでそうなってないの?」というようなことが起きるんですね。それは言葉の壁というより、国民性にあると感じます。日本人同士ならすべてを言わなくてもあうんの呼吸で理解されることが、海外の人たち相手ではそうはいきません。最悪やり直しということになれば、無駄な時間を使ってしまいますし費用だって嵩みます。日本人の感覚だけで仕事をしないように、伝えたことがしっかり理解されているかを互いに確認し合うことが大切ですね。
業界のスタンダード、
それが将来の目標にある。
将来的な話をすると、自分が担当した製品の評判が良かったり、人気が出て売り上げにつながったりするとなによりの喜びだと思いますね。さらにテレビで紹介されたり、なにかの番組に使われるなんてこともあるといい。目指すところは、業界のスタンダートでしょうか。技術者としてはとても誇らしいことですし、モチベーションもぐんと上がります。夢で終わらせるのではなく、将来的にぜひそんな製品を開発したいと思います。これからプラッツに入社したいと思ってる方にも、実現したい夢や希望を持って入ってきてほしいです。挑戦を応援してくれる会社なので、やりたい事を実現できる可能性はたくさんありますよ。なにより人柄の良さや相談しやすい雰囲気がプラッツの売りです。コロナ禍ですが、チャンスがあればぜひ直接私たちと会って実感しご応募ください。